メガドライブに続き、PCエンジンもミニが発表される!ゲームタイトルには「イース1・2」や「悪魔城ドラキュラX」などが収録予定
PCエンジンは、NECホームエレクトロニクスとハドソンが共同開発した家庭用ゲーム機で、拡張機能が高く、CD-ROMを読み込む周辺機器などを読み込むことができました。
ファミコンミニから始まった、家庭用ハードのミニ化ですが、ついにPCエンジンにもミニ化の波が来ました。
発売元は、NECホームエレクトロニクスではなく、コナミに変更されており、収録されるタイトルもコナミのゲームなどが多くなる可能性がありそうです。
国内向けと海外向けでは、ハードもソフトも異なる
PCエンジンミニは、E3に向けての配信番組で、突然発表されました。
発売日や価格などはまだ未発表ですが、収録されているゲームタイトルのうち6タイトルは発表されています。
また、国内と海外のPCエンジンミニは収録タイトルが異なるほか、見た目も異なるものを発売されることが明かされています。
国内版のゲームタイトルは「スーパースターソルジャー」、「THE功夫」、「PC原人」、「悪魔城ドラキュラX 血の輪廻」、「イース1・2」、「ダンジョンエクスプローラー」のタイトルが発表されており、海外版では「R-TYPE」、「高橋名人の新冒険島」、「最後の忍道」、「エイリアンクラッシュ」、「イース1・2」、「ダンジョンエクスプローラー」が収録されることがわかっています。
周辺機器については、「ダンジョンエクスプローラー」がマルチプレイに対応しており、専用のマルチタップを使うことでマルチプレイが可能になることが明かされています。
国内版と海外版の違いは、ゲームのタイトル以外にも、ハードの見た目の部分もあるそうで、国内版は初期型の白いハードで、海外版はグレーのものになる予定だそうです。
NECホームエレクトロニクスとハドソンの共同開発だったPCエンジンですが、発売元はコナミになっており、PCエンジンの商標は現在はBIGLOBEとコナミデジタルエンタテインメントと共同で保有する形になっているそうです。
当時はグラフィックの高さや拡張機能などで高性能だったゲーム機
PCエンジンは、1987年にNECホームエレクトロニクスとハドソンが共同で開発した家庭用ゲーム機ですが、発売当時に人気があった家庭用ゲーム機のファミコンとは異なり、様々な拡張機能やグラフィックなどが話題の高スペックゲーム機でした。
コア構想と呼ばれている拡張性の高さがコンセプトにあり、ゲームのセーブデータを外部に保存することができる天の声バンクや、家庭用ゲーム機としては先駆けになっていたCD-ROM2などの周辺機器がありました。
他にも、ペンタブレットやプリンター、スキャナーなどの周辺機器なども発売されており、今のパソコンのような使い方が出来たのもPCエンジンの特徴でした。
ファミコンミニ以降、いろいろな家庭用ゲーム機が小型化されてきましたが、過去の名作というものを遊ぶことができる機会は減ってきているので、こういった小型化は新規で遊ぶ人も、当時遊んでいた人も購買層として狙えるのでもっとやってほしいです。