IOデータからゲーマー向けディスプレイGigaCrysta『LCD-GC271XB』が発売!ゲーミングモニターはやはり普通のモニターとは違うのか?

GigaCrystaはIOデータが発売しているゲーミングモニターシリーズで、「高速化」「高画質化」にこだわっているシリーズです。2019年の7月に発売予定の『LCD-GC271XB』は、オーバードライブ機能を搭載し、リフレッシュレート75Hzに対応していて、低遅延モードや暗いシーンのゲームでも鮮明に表示する機能などがついているゲーミングモニターです。

GigaCrysta『LCD-GC271XB』の仕様と性能

IOデータのGigaCrysta『LCD-GC271XB』は、ゲーミングモニターとして必要な機能を備えつつ、27インチの大きさと、シンプルなデザインで29800円(税込み32184円)前後となっています。

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ゲーミングモニターとして気になるスペックは、リフレッシュレートが75Hzに対応しており、応答速度は5ms、オーバードライブに設定すると0.5msになります。

HDR表示には対応しておらず、DisplayPortが1基、HDMI入力が2基、アナログRGB(D-Sub15ピン)が1基とビデオ接続インターフェースは豊富で、パソコンと据え置きを切り替えて使うことができます。

角度調整は、上下は-5~+20度は対応していますが、左右の回転と縦の回転には対応していません。

後ろには、100×100mmのVESAマウントを取り付けられるネジ穴があるので、モニタースタンドには取り付ける事ができるようです。

やっぱりゲーミングモニターを使うと、ゲームは上手くなるのか?

結論から言ってしまうと、PlayStation4やNintendo Switchなどの家庭用ゲームを遊ぶのであればあまり意味は無いですが、パソコン向けのFPSや格闘ゲーム、レースゲームなどでは影響があるという感じです。

理由としては、家庭用のゲーム機はテレビに向けて発売されているため、リフレッシュレートは60Hzとなっており、ゲーミングモニターのような高いリフレッシュレートのモニターを使っても意味が無いからです。

テレビはフレームレートと呼ばれる数値が60fpsになるように設計されており、1秒間に60枚の画像を表示するようになっているのですが、リフレッシュレートが240Hzになったとしても、60枚という部分は変わらないので、表示に変化はあまりないのです。

パソコン向けのゲームの場合は、フレームレートが高いゲームもありますので、ゲーミングモニターは有効です。

相手の動きが鮮明に見えるようになるので、予測が容易になる、一瞬の動きを見逃さないなどのメリットがあるので、有利になったりすることもあります。

ただし、グラフィックボードなどパソコンのスペックもある程度高く無いと、ゲーミングモニターのパフォーマンスは活かせないので、相互的に性能を上げる必要があるようです。

家庭用ゲーム機がメインの場合は、ゲーミングモニターはあまり意味が無いような感じはしますが、デザインや機能などの面では普通のディスプレイよりも良い部分もあります。特に普通のディスプレイによっては、音量が小さすぎる、暗いシーンで暗すぎて何も見えないといった部分もあるので、ゲームに特化しているモニターの場合、そういう部分が細かく調節できたりするので便利です。

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