『FINAL FANTASY VII』（ファイナルファンタジー7）は、1997年の1月31日にスクウェアがPlayStation向けに発売したゲームソフトで、海外版は『FINAL FANTASY VII International』も発売されていました。
PlayStation4でリメイクが制作されることとなり、ほぼ作り直しの新作として発売されることになりました。
FINAL FANTASY VII（以下FF7）のリメイクの情報は、過去にも発表されてきましたが、情報が少なかったため、「リメイクはされないのでは？」と噂になっていましたが、ついに正式に発売日が決定しました。
1つの作品ですべてをリメイクするのではなく、何回かに分けてリメイクをしていくという形でのリメイクで、今回発売されるのは最初の作品になります。
グラフィックも遊び方も一新されつつも、昔ながらのFFらしさも残る
FF7のリメイクの情報は、新しいグラフィックと、戦闘がシームレスになり、アクション要素が強くなるということ、リメイクは1回で行うのではなく、いくつかの作品に分けて発売するということは分かっていましたが、ついに具体的な戦闘のシステムと、発売日が発表されました。
E3で発表されたリメイクの映像では、おなじみのクラウドが魔晄炉を見つめているシーンや、戦闘のシーン、移動中のシーンなどが公開されました。原作にもあったおなじみのシーンのほか、新しく追加されているイベントやシーンなどもあるようでした。
戦闘に関しては、基本的にはボタンを押して行うアクションですが、敵の弱点や行動パターンを読んで回避したりするといったアクティブなコマンドRPGになっています。
操作するキャラは1人ですが、戦闘中に操作キャラを切り替えたり、オートで動かすこともできるようです。
キャラクター毎に、得意な戦闘スタイルがあり、クラウドやディファは直接攻撃が得意で、バレットは銃をつかった遠距離、エアリスは魔法など得意なスタイルで戦う事ができるようです。
魔法やリミットブレイク、アビリティなどはATBバーを消費することで可能ですが、戦闘のテンポを崩さないように事前にショートカットとしてアビリティなどを登録することもできるようです。
時間はゆっくり経過しますが、バトルコマンドを開くことで選択を行ってアビリティなどを使うこともできるようで、昔ながらのコマンド選択も健在な模様です。
累計で1000万本も売れた、世界に影響を与えたゲーム
FF7は、PlayStationで初めて発売された初週で200万本以上を売り上げ、国内では328万本を売り上げたゲームです。国内では歴代3位の売り上げで、1位は『ドラゴンクエスト7』の410万本、2位は『FINAL FANTASY VIII』370万本で、全世界においてPlayStationのゲームソフトでは2番目になります。
ちなみに全世界で一番売れたPlayStationのソフトは『グランツーリスモ』で1085万本です。
3DCGとしての映像作品としてのクオリティとゲームを組み合わせた作品として高く評価をされ、今まで海外ではあまり知られていなかったファイナルファンタジーシリーズの名前を広めることになり、それまではナンバリングがバラバラの順番で発売されていましたが、このシリーズを機にナンバリング通りになったそうです。
FF7のフルリメイクの発売日がついに決まって嬉しい限りです。あとは分割して販売するというところに不安はありますが、映像を見てしまうと、分割でもいいから楽しみになってきました。
製品情報
FINAL FANTASY VII REMAKE／ファイナルファンタジーVII リメイク
対応機種：PlayStation 4
ジャンル：RPG
発売日：2020年3月3日（火）
価格：未定
CERO：審査予定
株式会社スクウェア・エニックス
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